前回は、私達が健やかに生きるためには「自律神経」が重要な役目を果たしていて、良い働きをすると私たちは若返ります、というお話をしました。
今回は、「自律神経」ってどんなもの?と言うお話です。
では自律神経の前に、神経とは何か少しお伝えしますね。神経とは、脳と身体の各器官がお互いに情報を伝え合うもので、私たちが痛みを感じたり、ホコリっぽい場所で自然とクシャミが出たりする等がそうです。
神経は、中枢神経と末梢神経に大別されます。
?中枢神経は、脳と脊髄からなっていて、末梢神経で受け取った様々な情報が集まってきます。全身に指令を送る神経系統の中心的なはたらきをしています。
?末梢神経は、身体の各部分に網の目のように張りめぐらされた細かい情報ネットワークで、中枢神経に繋がっていて様々な情報を伝えます。
末梢神経の役割ですが、2種類に分類されます。
■自分の意思でコントロールする「体性神経 」(2種類有ります)
(1) 知覚神経 感覚を伝える
(2) 運動神経 手足などを動かす
■自分で勝手にコントロールできない「自律神経」(2種類有ります)
? 交感神経
? 副交感神経
「体性神経」は知覚と運動なのでイメージしやすいですが、「自律神経」とは何なのでしょうか。
私達が意識的に操作出来ない無意識の部分で、内臓の働きや血液の流れなど生命を維持するための重要な機能を司っています。
・心臓を動かし血液を全身に送る
・呼吸をする
・食べ物を消化して栄養を吸収
・暑ければ汗を出し、寒ければ体を震わせ体温調節をするなど
起きている時も寝ている時も、無意識の中で24時間、私達が生きるために身体の機能を維持しています。
更新日:
2023-03-22