良い汗、悪い汗と、 自律神経

汗にも色々あります。
運動などで清々しく感じてかいた汗や、緊張した時にかく嫌な 脇汗、手汗。
汗腺が機能低下を起こしてかく、ベタベタ汗。


【 良い汗と 悪い汗の 特徴 】

■良い汗とは…
・小粒でサラサラ
・無味無臭
・乾きやすい
・かくとすっきり

■悪い汗とは…
・大粒でベタベタ
・しょっぱくて臭う
・乾きにくい
・かくとぐったり


□良い汗は、汗腺の機能がよい状態で出る汗。汗腺から皮膚上に出る際に、からだに必要なミネラルは汗腺で再吸収され、ほぼ水分となってから皮膚上に出ます。

□悪い汗は、汗腺の機能が低下した状態で出る汗のため、からだに必要なミネラルが汗腺で再吸収されず水分とともに出てしまいベタベタします。




1⃣なぜ汗腺の機能が低下するのでしょうか？
冷房の効いた部屋で長時間過ごしたり、運動不足などで汗をかく機会が少ないと、汗腺の働きが衰えてしまいます。

2⃣ストレスフルな現代では、「過緊張による自律神経の乱れ」から嫌な汗をかく事も多いです。
一時的な緊張感で手や脇などにも嫌な汗をかくことは誰にでも起こりますが、
継続的なストレスによって体臭となっている事もあります。こちらも正常な発汗とは言えません。

3⃣べたつきのある汗は、なぜ不快なのか？
蒸発しにくいため、ジメッとした不快感が続きやすい上に、
ミネラルも水分と一緒に排出されてしまうので、夏バテの要因にもなります。




以下のポイントをおさえて、「良い汗」をかけるようになりましょう＾＾

■汗腺の機能を高めるポイント

1. 有酸素運動で汗腺の機能を活発に
軽く汗ばむ程度を目安に、ウォーキングなど手軽なことから始めてみましょう。

2. クーラーの温度を下げすぎない
温度を下げすぎると汗腺の機能低下を促してしまうので注意しましょう。
職場などで調整が難しい場合は、冷房が直接身体に当たらないよう、カーディガンやブランケットを利用すると良いですね。

3. 入浴は半身浴を
37〜38℃程度のぬるめのお湯に、みぞおちあたりまで10〜15分程つかるのがおすすめです。


「良い汗」をかくためのポイントを取り入れて、サラッとした汗をかけるよう体質を改善できれば、夏も快適に過ごすことができますね！！



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